都内のスーパーで販売されていた備蓄米の値段は銘柄米より1000円ほど安く価格が設定されていた。スーパーでのコメの販売価格は12週連続最高値を更新している。コメの価格はいつ下がるのか。農林水産省は一部の生産者や業者などが投機目的で在庫を抱え込んでいたため「売り渋り」が影響しコメが消えたと説明していた。3月31日、調査結果を公表し、生産者、卸売業者、小売外食業者などの手元にあり消えたわけではないと説明を変えた。江藤農林水産大臣は“先々の心配をしてコメを確保しようと少しずつ在庫を積み上げていった結果”と結論付けている。一方、2024年の生産量はおよそ18万トン増えていて、経済評論家・加谷珪一は「生産量が足りていないのが原因。米の作り方、流通の仕方を根本的に考えないといけない」と話している。