コメ価格の高止まりを抑えると期待されていた備蓄米。きょう農水省で2022年産~24年産の備蓄米の食べ比べが行われた。備蓄米の3回目の放出には2023年産が出されることから美味しさや品質をアピールする狙い。備蓄米が放出されてもスーパーでの平均価格は15週連続で値上がり。小売企業の業界団体も価格の高止まりが続いていると指摘する。店側はコメの仕入れ価格が値上がりしているとして安く提供することは困難だと話す。また、備蓄米が十分に行き渡っていないと指摘する。備蓄米は7月まで毎月放出されるが、価格の安定に繋がるか先行きは不透明。