コメは買ったことがないなどの失言で辞任した江藤前農林水産大臣に代わり新しく就任した小泉進次郎新農水大臣が会見を行い、備蓄米の売り渡し方法の見直しなど米の高止まり解消に向けた新たな方針を明らかにした。小泉新農水相は「いま最も力をいれなければならないのはコメ。これから詳細は詰めていく」などとコメント。小泉新大臣は備蓄米の売り渡し方法について、最も高値を提示した業者に売り渡す現在の競争入札を見直し、新たに随意契約を活用していく方針を明らかにした。その上で、来週予定されていた4回目の備蓄前入札については、一旦中止するとした。備蓄米の放出については需要があった場合は無制限に出すと述べ、関係省庁と連携していく姿勢を強調。一方、備蓄米の9割以上を落札しているJA全農については、 可能な限り早い段階でお会いしたいと述べ、早期に意見交換する考えを示した。