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「沈黙 -サイレンス-」 のテレビ露出情報

市橋さんはパリで俳優の笈田さんに話を聞いた。10年前に皮膚の難病を患い日々激しい痛みと闘っている笈田さんは、6年前に安楽死を支援する団体に登録した。笈田さんは、ある一定の年齢になれば生き続けることを終わらせる自由の選択をすることができるようになってはいけないのか、死ぬことがあるから生きがいがあると話した。市橋さんは、使える時間が長くなるのは人類の希望だったから長くなっていくと思うが、終わり方はもっと考えなくてはいけなくなってきていると答えた。最期を迎える選択肢が多様化する現代で、その選択は残された人にも重い意味をもつようになっている。オランダでは夫を安楽死で亡くした女性に話を聞いた。女性は悲しみを抱えながら夫の選択を理解しようとしてきた。笈田さんは舞台への情熱は今も失っておらず、市橋さんとの対話のあとも自らの死のありようを問い続けていた。市橋さんは改めて生きることに寄り添う医師でありたいと感じていた。

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