昨日午後、天皇皇后両陛下と愛子さまは、沖縄・糸満市の国立沖縄戦没者墓苑で慰霊された。その後、沖縄県平和祈念資料館で沖縄戦に関する展示を見た後、戦没者の遺族らと懇談された。家族8人を亡くし戦場を逃げ回った玉木利枝子さん(91)に、陛下は「お話いただいてありがとうございました」と述べ、家族5人を失った照屋苗子さん(89)が戦争は二度と繰り返してはならないと訴えると、皇后さまは「辛いお話をありがとう」と手を握られていた。また、愛子さまは「平和の大切さを感じました」と語られていた。その後御一家は、宿泊先のホテルで、かつて交流した豆記者経験者らと再会をした。沖縄の小中学生たちが上京して記者会見をする豆記者との交流は、上皇御夫妻が始めたもので、愛子さまも中学3年生のときに出会われた。9年ぶりに愛子さまと再会し、今の活動を尋ねられたという大学生の金城若葉さんは、「柔らかくて包み込んでくれるようなオーラを感じました」と話していた。
住所: 沖縄県糸満市字摩文仁614-1
URL: http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/
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