長野・小川村から歩いて標高900mにある法地集落へ。長距離バスの運転手をしていたという章さんに話を聞いた。昨年退職して山の中に移り住んだ。敷地には廃材をした特製サウナがあった。章さんは車で「本州のへそ」と呼ばれる木に連れて行ってくれた。標高差を無視した本州の平面図において本州の中心にあたるという説がある。木を案内してくれている間に車のバッテリーがあがってしまい、隣人の坂口さんに来るまできてもらって助けてもらった。家に戻ると煙突を掃除してサウナで汗をかいた。別日に訪ねると章さんと奥さんの睦美さんが迎えてくれた。この日は古民家で集落の宴会が行われた。バスの運転手の前はラーメン店を経営していた章さんは料理を作った。3人きょうだいの長男として生まれた章さんは32歳の時に家業の建設業を継いだ。その後建設業が難しくなりペンションを始めたが、章さんは料理と買い物以外の業務は睦美さんに丸投げだったという。