沖縄県の首里城正殿は5年前、2019年10月の火災で焼失した。その再建が進められており、きょうから屋根に赤瓦を取り付ける瓦ぶきの作業が始まった。首里城を管理する内閣府沖縄総合事務局によると、新たな赤瓦は、火災で破損した瓦を細かく砕き、原料の一部としているほか、沖縄県内でしか採れないクチャと呼ばれる泥岩や赤土を使っている。年内をめどに、およそ6万枚の赤瓦で屋根全体が覆われる予定で、首里城正殿の再建は、再来年の秋の完成を目指して進められている。
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