2日、沖縄県名護市で伊藤大海と松坂大輔が対談。3月5日に開幕するWBCの連覇に向けて松坂は、伊藤のストレートが侍ジャパンの武器になるなどとコメント。伊藤もストレートには自信を持っているなどと話した。伊藤はWBC2大会連続出場。昨季、最多勝、最多奪三振と投手2冠。沢村賞にも輝いた。伊藤の存在が際立ったのが2023年WBC準々決勝。先発の大谷翔平の後をつぎピンチで登板すると、イタリアの4番相手にストレートで真っ向勝負。3試合登板し失点0。ストレートは最速154キロ。2023年と去年のデータを見てみると平均球速は2キロ以上アップ。打たれにくくもなっている。進化を遂げた裏には握りを変えるという型破りな工夫があった。ボールを強く、力が入っている状態で握るという。一般的な投げ方は、軽く握りリラックスした状態から腕を鞭のようにしならせる。松坂によると、脱力することで可動域も出せる。伊藤の投げ方は真逆で、リリースポイントにどれだけ合わせていくかを重視。松坂は力を入れて握ることはデメリットと言われていたが伊藤投手にとってはメリットなどとコメント。ボールを強く握ることで腕の可動域を制限。すると腕のブレが減り、リリースポイントの安定につながっていた。また、再現性が高くなり平均球速もアップ。伊藤がWBCで対戦したいバッターはタティス。一番自信のあるストレートで勝負したいという。
