8月23日、夏の甲子園決勝は連覇を狙う仙台育英と107年ぶりの甲子園優勝を狙う慶応が対戦。まずは慶応・丸田の先頭打者ホームランで先制。5回には打者一巡の猛攻で一挙5得点をあげるなど打線が爆発。8-2で仙台育英を破り実に107年ぶり史上最長ブランクという歴史的優勝となった。8月26日、陸上世界選手権2023 ブダペスト。北口榛花が女子やり投げで金メダル。日本の女子選手がフィールド種目で金メダル獲得という史上初の快挙を達成。8月25日から開幕したFIBAバスケットボールワールドカップ2023。エースの渡邊雄太は並々ならぬ思いで臨んでいた。45年ぶりの出場となった東京五輪で3戦全敗。世界の壁に跳ね返された2年前のリベンジへ。渡邊は退路を断ち背水の思いで臨んでいた。そんな渡邊の思いに応えるように選手たちが躍動。2戦目のフィンランド戦では2月に日本国籍を取得したジョシュ・ホーキンソンがチーム最多得点&最多リバウンドの活躍を見せると、チーム最年少の河村勇輝がスピードを生かしたドライブで敵陣が切り裂く。そして最大18得点差を跳ね返す大逆転勝利。ワールドカップでヨーロッパ勢から初勝利という歴史的快挙となった。続いて勝てばパリ五輪に大きく近付くベネズエラ戦。しかし、最大15点差をつけられる苦しい展開に。そんな日本の窮地を救ったのはチーム最年長の比江島慎。6本の3ポイントを含むチーム最多23得点。再び奇跡の大逆転劇を演じてみせた。続くカーボベルデにも勝利し世界から3勝をあげた日本。今大会はアジア勢の最上位に入りパリ五輪切符獲得。自力での五輪出場権獲得は48年ぶり。