6月から続けられてきたマイナンバーの総点検の結果、健康保険証が8695件、障害者手帳が5645件、公金受取口座が1186件など計1万5907件のひもづけミスが判明。このうち245件は他人に個人情報を閲覧されていたという。ひもづけミスの主な原因はマイナンバーの提出がなく氏名や生年月日だけで作業したことなどだという。今後、システムの改修や定期的にマイナンバーを確認するといった再発防止策をこうじるとした。岸田総理は予定通り現行の健康保険証の発行を来年秋に終了しマイナ保険証を基本とする仕組みに移行すると表明した。さらにきのう河野デジタル大臣が暗証番号の設定が不要な顔認証カードを今週15日から導入と発表。ただし、医師らが作る団体は「結局保険証と変わらないものを何のためにつくるのか。保険証を残せば済む話ではないか」とコメント。