自民党総裁選について先ほど、小林鷹之前経済安保担当大臣が出馬会見を開き意気込みを語った。「ポスト岸田」候補の出馬表明は小林氏が初めてで、活動期間を長くして知名度を上げる狙いがあるとみられる。「ポスト岸田」に名乗りを上げる人が相次いでいる自民党総裁選はこれまでのところ11人が立候補に意欲を示していて、石破元幹事長は週内にも、河野デジタル大臣は来週前半までには出馬会見を行う見通し。このほか、小泉元環境大臣や林官房長官は他の候補の動向を見たうえで表明時期を慎重に検討している。ここまでに挙げた候補者たちは出馬に必要な推薦人20人を確保しているとみられる。現段階で推薦人が確保できず出馬表明にめどが立たない候補者もいる。上川陽子外務大臣は所属する岸田派にとらわれず、「自身とつながりのある議員を中心に支援を要請している」と発言したが、推薦人を確保するまでには及んでいないもよう。また、齋藤健経済産業大臣はきょう、推薦人集めについて問われ「私自身が出ると言っているわけではない」と発言をトーンダウンさせた。
立憲民主党では9月に行われる党の代表選をめぐり野田佳彦元総理に対し、先ほど地元・千葉県選出の国会議員ら有志が出馬要請を行った。一方、国会ではきょう党内最大のグループが会合を開き、グループに所属しすでに立候補の意向を表明している枝野前代表をめぐり対応を協議している。このほか、現職・泉代表は続投を目指し、支援を呼びかける電話かけを行うなど、代表選に向けた駆け引きが激しくなっている。
立憲民主党では9月に行われる党の代表選をめぐり野田佳彦元総理に対し、先ほど地元・千葉県選出の国会議員ら有志が出馬要請を行った。一方、国会ではきょう党内最大のグループが会合を開き、グループに所属しすでに立候補の意向を表明している枝野前代表をめぐり対応を協議している。このほか、現職・泉代表は続投を目指し、支援を呼びかける電話かけを行うなど、代表選に向けた駆け引きが激しくなっている。