石川県輪島市より中継。能登半島地震で大規模な火災が発生し、店舗など大半が焼失した輪島朝市通りで公費解体が始まった。重機が入り、解体作業が始まっている。輪島市によると対象の被災建物264棟のうち100棟以上に公費解体の申請が出されていた。先月28日に公費解体の要件が緩和されたことで、輪島朝市エリアの264棟全てについて倒壊や焼失などで建物としての機能を失ったとする滅失登記の手続きが法務局の職権により完了している。所有者全員の同意なしに災害廃棄物として解体できることになり、市が今日から解体を始めている。解体には所有者からの申請が必要なため市は「今後説明会などを開き申請を呼びかける」としているため完了時期は未定としている。