保護司は今、大きな課題に直面している。保護司はこの10年で1000人以上減少。高齢化が進み、今後10年で4割が退任する。こうした課題を克服しようと、全国でモデルとなる取り組みが東京都荒川区で行われている。日暮里区民事務所・小原実さんは荒川区の職員をしながら7人の保護観察を担当してきた。現在も小原さんを含む4人の職員が保護司として活動し、区では仕事と保護司の活動の両立をサポート。小原さんは「仕事上の色んな人脈を活かしながら適切な支援に結びつけることが出来る」と話す。十島さんは「保護司がじゃなくて、社会が受け入れられるようなシステムになればいい。」などと話した。