これまで台湾出身者は戸籍、婚姻届などの国籍欄に地域名を記すことができず「中国」と表記。住民票や在留カードの国籍欄には地域名での表記が可能。5月から「台湾」での表記ができるよう省令を改正する方針を固めた。外国人と結婚する場合相手の国の法律を確認する必要があるため婚姻届の国籍の表記を明確にすることで参照すべき法律がどれかわかりやすくする狙い。中国外務省の郭嘉昆報道官は「台湾問題は完全に中国の内政問題であり、いかなる外部勢力の干渉も許さない」と強く反発している。そのうえで「日本はかつて台湾を侵略し植民地支配を行った」と指摘。「歴史の罪を犯しているのだから、より一層、言動を慎むべきだ」と非難している。