花の二区でしのぎを削った双子。法政大OBの兄・井田茂宣さんと専修大OBの弟・井田芳宣さん。兄・茂宣さんは報徳学園高から法政大学へ。1年生から箱根駅伝に出場。弟・芳宣さんは、兵庫県立神戸高塚高から専修大へ進学。2年生の時に初出場を果たした。共にキャプテンとなった二人が迎えた最後の箱根駅伝で、第68回大会で史上初の双子対決が実現した。前を行く弟を兄が追う。差は56秒。弟のペースが上がらず。その後3キロを並走した。弟の芳宣さんは、一緒に区間を走れたことが本当に幸せで非常にいい思い出にはなったと語った。個人記録は6秒差で兄が勝った。