京都の法然院の森にいる動物たちを紹介。アオバズクは毎年春に東南アジアなどからこの森へやってくる。フクロウもここで毎年子どもを育てている。ムササビの得意技は滑空。前足の付け根に軟骨があり、これを開くことで飛膜の面積を大きくすることができる。一度の移動距離は最大で100m以上にもなるという。長年の観察から、法然院の境内にはムササビが10匹以上やってきて、毎年繁殖するものもいることがわかってきた。ムササビは冬眠しないので1年を通して食べ物が手に入らないと暮らせない。寺には人が植えたものも含めたくさんの種類の植物がある。花や実の時期が違うのでムササビたちはいつでも食べ物にありつける。寺にはウロのある木が多く巣作りにはピッタリ。歴代のお坊さんたちが古い木や多様な植物を大切に守ってきた。
住所: 京都府京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30
URL: http://www.honen-in.jp/
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