焚き火を前に小学生の叫びが響いていた。2月1日から東京などで始まる中学入試。その受験者数は去年52300人と過去3番目に多く、首都圏ではおよそ5人に1人が受験するなどブームは続いている。富士山のほど近くにある受験塾の近くには大勢の小学6年生の姿があった。ここで小学休み返上で2週間行われていたのが入試直前の特訓合宿である。この合宿ではテストと授業・復習で勉強時間1日約13時間となっている。そんな中勉強だけでなく3日に1回ほどは先生たちと作った豚汁で束の間のリフレッシュとなっていた。これまでの合宿は3泊4日だったが保護者の要望によりおととしから12泊に伸ばしたという。費用は約44万円だが300人が集まる人気ぶりである。一方、小学校入学前から中学受験に備える動きも。おかしな仮名遣いを見つけようとしているのは幼稚園の年長組の子どもたちである。子どもたちが取り組むのはパズルやプリントなどである。狙いは早い段階から思考力の土台をつくることだという。専門家は中学受験は子どもと親が将来について話すチャンスになりうるとした上で、重要なのは“結果にとらわれない”ことだと話す。
