きのうとは一転し広く高気圧に覆われた日本列島。きょう全国で一番暑かったのが、宮崎市。最高気温は31.7℃、8月上旬並みの暑さに。関東で一番暑かった群馬県高崎市でも、日中気温は29.8℃まで上昇した。日本一暑い町を謳う、埼玉県熊谷市では日差しをさけて過ごす人達が。6月でも油断できない熱中症。きょう東京消防庁館内では、熱中症の疑いで6人が搬送された。年々暑さが前倒しとなる中、今月から義務化されたのが職場での「熱中症対策」。対象となるのは、気温が31℃以上か暑さ指数が28以上の環境下で、作業時間連続1時間以上か1日4時間超えの作業。工事現場だけでなく、人力車なども対象となる。対策を怠ると罰則を課される。人力車の会社では冷たい飲み物を十分に用意した上、服装も涼しさを感じられるものに。更に、町中で人力車を走行中に車夫が熱中症になった場合も想定し、連絡体制の整備や重症化防止の手順共有など対策をしているという。