平成で流行したナップザックは、リュックサックに比べ小さくて軽く、口をひもでしぼるのが特徴。当時は、ショップの袋もナップザック型だった。都内のスポーツショップでは、70種類以上のナップザックが並んでいて、直近で去年と比べ120%売れているという。街で調べたところ、72人中、黒が34人で最も多く、次いでグレー、紺が人気となっていた。令和のナップザックは、収納が多くて、機能性が高くおしゃれなものも登場している。平成の時代にはコーディネートを主張するアイテムだったバンダナ。令和の若者は、バンダナを頭に巻いて気分を上げるという。昔のスタイルで取り入れる人もいれば、コーディネートのアクセントとして使う人もいた。腰巻シャツは、平成の時代には気になる部分をカムフラージュするものだったが、街では、ベルトループにシャツを通して巻きおしゃれを楽しむ人もいた。シャツの袖に見立てた紐が縫い付けられていて、結ぶだけで腰巻風を再現でいるスカートもある。缶バッジは、バッグや服にキャラクターなどの缶バッジをつけるのが平成のトレンドだった。好きなものの缶バッジなどをつけることで、会話のきっかけにするという人もいた。つける個数は、2個という人が最も多く、つける位置は、ジャケット襟が最も多かった。都内でオリジナルの缶バッジを作れる店では、約一時間かけて描いた自作の絵を缶バッジの形にカットし、特殊な工具で缶バッジに落とし込み、オリジナル缶バッジが完成。上垣は、製作時間約20分で、2個のオリジナル缶バッジを完成させた。