さいたま国際芸術祭の紹介。プロの芸術家だけでなく市民の方からも多くの作品が出展されている。旧市民会館おおみやは約50年前に建てられ、使われなくなった楽屋や地下の部屋など建物のあらゆる場所が展示会場となっている。市民会館で使われていた椅子やテーブルを使用した作品や巨大なポートレイト・プロジェクトなどが展示されている。ポートレイト・プロジェクトに写っているのはスーツを着た一般男性とのことだが、穏やかな表情からこちらまで表情が崩れるような作品となっている。この写真を撮影したのはカナダ出身の写真家でさいたま市内で会った人を撮っており、日替わりで写真が変わるという。撮影をしたのは著名な写真家だけでなく市内に通う小学生たちも行ったという。芸術祭が開かれているさいたま市は実は古くから芸術を大切にしてきた町である。
大宮には盆栽美術館があり、岩槻には人形博物館・与野には演劇などを上演する「さいたま芸術劇場」があるという。そして浦和にはかつて「浦和画家」と呼ばれる画家の集まりがいたという。今回浦和画家について「うらわ美術館」の学芸員の松原氏に案内してもらった。さいたま市役所のロビーや浦和駅前の商業施設のモザイク壁画も「浦和画家」たちが描いたものだという。浦和画家は関東大震災後に東京などから集まったことがきっかけとされている。
なぜ浦和が選ばれたのか。理由にあげられるのが自然に恵まれた街の風景で絵の題材として魅力的だったという。別所沼周辺には多くの画家が住まいやアトリエを構え風景を描いた。県庁所在地の浦和には当時まだ珍しかった洋風建築が多かったことも魅力のひとつだった。さらに大きな理由が文教地区として学校がつくられ美術教師として優秀な芸術家を呼び込んだ。高田耕一郎さんの父親の高田誠さんは代表的な浦和画家の一人。風景画を多く残し日展の理事長も努めた。この作品は駅前の商業施設の壁画の原画です。特別にアトリエに案内してもらった。浦和画家に画材を販売して支えてきた場所も残っている。絵画教室も開かれている。洋画家の小松崎徹郎さんの父親は浦和画家の小松崎邦雄さん。徹郎さんがペン画という1本の線で勝負するのは“デッサンの神”とも呼ばれた父親の教えを大事にしているからです。浦和での活動にこだわり浦和画家としての誇りを次の世代につなげることが務めだといいます。「さいたま国際芸術祭2023」は旧市民会館おおみやのほか市内の文化施設など80か所で来月10日まで行われる。
大宮には盆栽美術館があり、岩槻には人形博物館・与野には演劇などを上演する「さいたま芸術劇場」があるという。そして浦和にはかつて「浦和画家」と呼ばれる画家の集まりがいたという。今回浦和画家について「うらわ美術館」の学芸員の松原氏に案内してもらった。さいたま市役所のロビーや浦和駅前の商業施設のモザイク壁画も「浦和画家」たちが描いたものだという。浦和画家は関東大震災後に東京などから集まったことがきっかけとされている。
なぜ浦和が選ばれたのか。理由にあげられるのが自然に恵まれた街の風景で絵の題材として魅力的だったという。別所沼周辺には多くの画家が住まいやアトリエを構え風景を描いた。県庁所在地の浦和には当時まだ珍しかった洋風建築が多かったことも魅力のひとつだった。さらに大きな理由が文教地区として学校がつくられ美術教師として優秀な芸術家を呼び込んだ。高田耕一郎さんの父親の高田誠さんは代表的な浦和画家の一人。風景画を多く残し日展の理事長も努めた。この作品は駅前の商業施設の壁画の原画です。特別にアトリエに案内してもらった。浦和画家に画材を販売して支えてきた場所も残っている。絵画教室も開かれている。洋画家の小松崎徹郎さんの父親は浦和画家の小松崎邦雄さん。徹郎さんがペン画という1本の線で勝負するのは“デッサンの神”とも呼ばれた父親の教えを大事にしているからです。浦和での活動にこだわり浦和画家としての誇りを次の世代につなげることが務めだといいます。「さいたま国際芸術祭2023」は旧市民会館おおみやのほか市内の文化施設など80か所で来月10日まで行われる。
住所: 埼玉県さいたま市浦和区高砂1-16-12
URL: http://www.jreast.co.jp/
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