千葉・浦安市の70代女性は心臓に持病があり月に一度通院している。医師から手術を提案されるが、今は考えられないと答えた。もしものときの治療を患者自身が選択することが全国で問われている。背景の1つが、2年前に国が行った診療報酬の改定。患者の選択を支える体制づくりが医療機関で進められるようになった。東京ベイ・浦安市川医療センターでは10年以上前から全国に先駆けたこうした取り組みをしている。平岡栄治医師は「熟慮に基づかない意思決定になる可能性がありどうしても後悔の念が出てくる。少しでも軽減するために手前から患者・医療者・家族で話し合っておく」と話す。
