明るく豪快なイメージがある桐谷健太さん(43)の真っすぐ過ぎる生き方に迫る。桐谷さんは学生時代、自分の写真を鏡で撮って学校中の女の子たちに渡したり、自分が表紙の雑誌を作ったりととにかく目立ってこの俳優の世界に繋げたかったのだという。今のようにSNSやTikTokなどがないため、発信して目立っていくしか方法がなかったと話した。高校の時からオーディションに応募するもことごとく落ち、ヘアショーの先輩モデルに東京に行くように言われて猛勉強して東京の大学に入ったのだそう。周囲へのアピールを続けた結果、モデル事務所の社長を紹介してもらい、そこでまた出会いがあり…を繰り返して今に繋がったという。auのCMで一気に知名度が上がった時は「勝手に波のように広がっている感じ」だったという。たまたま落ち込んでいた時に買った三線をバラエティーで弾く機会があり、auのCMプランナーがそれを観たことで浦島太郎役が決まったのだそう。自分の武器にするために始めたわけではなく、ただ「やりたい」「好き」ということをやっていたら全部が繋がった、子どもの頃に描いた夢がかない続けている、と桐谷さんは語った。桐谷さん主演のドラマ「院内警察」は、桐谷さんが「あればいいのに」と思っていた病院モノと刑事モノが一緒になった作品。毎週金曜日よる9時から放送している。