全国の先行指標とされる今月の東京23区消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除いた総合が2.8%上昇し前の月と同じ水準となった。クリスマスを前に鶏肉12.3%、ケーキ7.0%上昇した他、チョコ32.5%など品目によって高い水準が続いている。帝国データバンクによると、今年の食品値上げは2万609品目となり、2年ぶりに2万品目超えとなった。来春にかけて断続的な値上げラッシュは収束するものの、円安の長期化などで価格の引き上げが再び広がる可能性があるとしており、今後の物価高の行方が注視される。
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