クラフトさんは「月初に発表された雇用統計が予想より弱かった一方で、個人消費支出物価指数などは粘着的でした。ISMサービス業も総合指数が成長を示す50を割り込んだのに対し、価格指数が大きく反発しています。いわゆるスタグフレーションリスクが少し見えているのが懸念なので、最近の株高には違和感がありますね」、門田さんは「3月のスイスの利下げを皮切りに、スウェーデンの利下げを開始しました。市場は、ECBについて6月の利下げを折り込んでいますが、イギリスについては可能性は半々程度と見ています」などと話した。