クラフトさんのきょうの経済視点は「総裁選」で「具体的に言うと日米の政治日程。アメリカは11月は7日にFOMCが行われて大統領選が5日とあまりにも大きな政治イベントの近くに金融政策決定会合があるので、大型の見方は11月は何も出来ない。本来政治が金融政策に影響を与えることはないが、実態としては影響が及ぼしやすい。日本は9月の総裁選がいつになるかまだ決まっていないが、取材する限り20日を目処に動いている。20日は日銀の政策決定会合の発表の日なので、マーケットでは動けないのではないのかとかいろんな憶測を呼びかねない。」などと述べた。棚瀬さんの経済視点は「相場のメインドライバーの見極めが重要」で「何が相場を動かす材料、すなわち「メインドライバー」なのかを見極めることが相場見通しをするうえでは重要。ドル円相場に関しては2022年3月に利上げを開始して以降はアメリカの金融政策見通し主導の展開が続いてきた。ただ今年の6月半ばくらいからアメリカの金融政策見通しとドル円相場の乖離が拡大し、円安方向に拡大した。ただ7月11日のアメリカのCPIの発表以降はまた金融政策見通し主導の展開に戻りつつある。金融政策見通し主導の展開になれば前回の高値を超えるためには利上げを織り込む必要がある。」などと述べた。