総務省は、東京23区における12月分の消費者物価指数を発表した。天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数は、去年の同じ月と比べて2.4%上昇し、前の月よりも0.2ポイント拡大した。電気代が18.2%、都市ガス代が12.1%など光熱費が上昇したほか、コシヒカリを除くうるち米が62.9%、トマト56.0%、チョコレート29.3%など食料品のアップが目立った。また同時に公表された2024年の年平均は、前の年に比べて2.1%上昇した。令和の米騒動とも呼ばれた今年のコメの価格は27.1%の上昇となり、1975年以来の上昇幅となった。