唐鎌さんは「消費者物価指数の2025年1月分は10か月ぶりの最高の伸びでした。背景に私立学校の値上がりなど色々言われていましたが、注目度の高いユーロ圏のCPIの方もあまり下がってないですね。イギリスに限らずヨーロッパから出てくるCPIは今後すごい注目だと思っています」、井出さんは「耐久財受注はそんなにマーケット重要視している指標ではないが、でも先行指標です。この指標は変動が激しいので3ヶ月移動平均をみると去年の10月を直近のピークに緩やかに伸びが鈍化し、ソフトデータの方の悪化を嫌気し株価がちょっと下がっているぐらいだったら気にするほどの話ではないと思いますが、ハードデータの悪化が相次いでスタグフレーション懸念が一層強まったりすると、現実味を帯びてくるという話になるので、その時は株価の下落ももう一段二段深くなる可能性あります。今のところは大丈夫だが予断は禁物です」などと話した。