加藤さんは台湾の「馬英九訪中と台湾有事」をテーマに話す。4月上旬の清明節に合わせて馬英九元総統が2年連続で訪中した。広東省の深センを訪れたりなど観光地を訪れた。最終、北京で習近平国家主席との会談も組まれた。中国側は馬英九にメッセンジャーとしての役割を果たしてほしいと、台湾統一の悲願に向けて台湾の有権者や与党との橋渡しをしてほしいとのことだが、馬さんは10日間の訪中の中で1度も「統一」ということを言わなかった。つまり平和はほしいが統一はしたくない台湾と平和と統一が欲しいけれど統一を優先したい中国のギャップが埋まっていないなどと解説。次の焦点は5月20日。民進党の頼清徳新総統の就任演説をして、台湾有事がどうなっていくのか日本は準備と対策をする必要があるなどと語った。圷さんは「「インフレへの構造的転換」と「企業改革」」をテーマに話をする。インフレにシフトすると起業業績の名目成長率が高まることを海外投資家は理解している。また企業改革に対する注目度が高いが昨年は懐疑的だったといい、東証を例に解説。今年は企業改革の加速と成長を認識だと企業改革が進んでいることを話し、その理由はマクロ環境がデフレからインフレに180℃転換したことが土台となっていると伝え、インフレだと余分なキャッシュや余剰資本、不採算事業を持つことが合理的でなくなってきているなどと考えを述べた。