- 出演者
- 池谷亨 片渕茜 平出真有 中原みなみ 加藤嘉一 圷正嗣
オープニング映像
池谷アナは「この先は業績・景気・地政学的リスク・原油高と考える要素がたくさんありますね」などと話した。
NY株式、米10年国債、セクター別 騰落率(15日)、為替の値を伝えた。
アメリカ3月小売売上高は↑0.7%、市場予想を大幅に上回った。ガソリンスタンドや無店舗販売などがプラス。
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- 小売売上高
ゴールドマン・サックス1-3月期決算は前年比で増収増益。1株利益は市場予想を上回った。投資銀行部門↑31.7%。トレーディング部門も大きく伸びている。
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- ゴールドマン・サックス
テスラが全世界の従業員の10%超の人員削減をする方針だと欧米メディアが報じた。従業員数は2023年末時点で約14万人、人員削減は1万4000人規模になる見込み。コスト削減で収益力改善を目指すとみられる。
バイデン政権は15日、韓国のサムスン電子に最大64億ドル(約9800億円)の補助金を支給すると発表した。テキサス州に建設予定の半導体工場や研究開発施設への補助金で、アメリカ国内での先端半導体の生産を強化する取り組みの一貫。サムスン電子はテキサス州で総額400億ドル以上を投じ回路線幅2ナノメートル相当の半導体生産へ。
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ニューヨークの大和証券CMアメリカ・シュナイダー恵子さんと中継。15日の株式相場についてシュナイダーさんは「地政学的リスクのエスカレートを回避できそうとの期待から株は大きく反発して取り引きを開始しました」「個別銘柄では好決算を発表したゴールドマン・サックスが大幅高となった一方。セールスフォースがソフトウェア企業の大型買収観測で下落。人員削減を発表したテスラも下げました」などと話した。
金利、商品、欧州株式、株式先物の値を伝えた。
ゲストの楽天証券経済研究所の加藤嘉一さんとBofA証券の圷正嗣さんを紹介した。アメリカ小売売上高が予想上回る。圷さんは「アメリカはCPI・雇用・小売すべてが強い結果となりましたからFRBの利下げ観測がますますあとズレした結果となっています」「最終的にはFRBが重視する26日発表のPCEデフレーターを見定める必要がある」などと話した。
為替の値動きを伝えた。
みずほ証券の山本さんのドル円予想レンジは153.50~155.50円。山本さんは「イスラエルによるイラン報復の可能性は残っていると思いますが、ドル円の影響はハッキリしませんね。一般的な中東情勢悪化の円相場への影響は、投資家のリスク回避による円高、原油価格上昇による円安が考えられており方向性が出にくいですね」などと話した。
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国債の値動きを伝えた。
世界の株価の値動きを伝えた。
圷さんの日経平均予想レンジは38,650~38,800円。圷さんは「インフレの再燃についてですが、FRBの利下げ時期が大幅に後ズレしています。こうした金融環境は、日本株にもネガティブに作用すると思われており、金融環境指数を見てみても日本株を買う海外投資家のリスク許容度が高まる局面だと思います。しかし、今回金融環境はさほど悪化しないと見ています。為替介入は確かにリスクだと思いますが、影響は多面的に見る必要があると思います。この時期、海外投資家は円安に沿って日本株を売り越したように見えますが、ドル高はドルの調達コストを高めたりなどして、世界の金融環境を悪化させるなどがあると思います。今回大幅かつ持続的な円高が避けられる限り、ドル安になった場合には好影響もまた意識されると思います」などと話した。
アメリカのオープンAIが、アジア初となる拠点を東京に設立したと発表した。サム・アルトマンCEOは、日本法人の設立について「日本と長期的なパートナーになることを願う最初のステップ」と述べた。東京の拠点はアジアでは初だが、オープンAIにとっては3か国目の海外拠点となる。日本向けのチャットGPTを開発し、企業向けの営業などを展開するという。ライトキャップCOOは「日本は非常に重要なマーケットだ。日本への投資の可能性が広げられる」などと、日本重視の姿勢を強調した。
今月28日に投開票される衆議院の補欠選挙が、東京・島根・長崎の3つの選挙区で告示される。そのうち長崎3区・東京15区は、政治と金の事件などで自民党議員が辞職し、自民党は候補者の擁立を断念している。そのため、細田前衆院議長の死去に伴って行われる島根1区だけが与野党対決の構図となり、岸田総理が街頭演説を検討している。補選の結果は、岸田総理の解散戦略も含め、今後の政権運営に影響が出るとみられている。
内閣府が発表した2月の機械受注統計は、船舶・電力を覗く民需の受注額は、8,868億円と、前月比プラス7.7%となった。製造業・非製造業ともに大幅な伸びとなっているが、基調判断は「足元は弱含んでいる」に据え置かれた。
シンガポールのリー・シェンロン首相は、5月15日に退任し、ウォン副首相兼財務相に首相職を引き継ぐと表明した。2004年以来、20年ぶりの指導者交代となる。リー首相は国民に向け「新指導部を全面的に支援し、明るい未来を作れるようにお願いする」と呼びかけている。
「中国 1-3月期GDP発表」、「アメリカ FRBパウエル議長発言」など、今日の予定を伝えた。