中国深圳市で開かれたドローンの展示会。400社以上がドローンを製造している中国は世界シェアで他の国を圧倒している。今拡大している分野が軍事目的のドローン。ロシアに侵攻されたウクライナは戦力差がある非対称戦争を強いられる中、ドローンが重要な役割を果たしている。台湾当局も中国からの軍事的圧力に直面し、ドローンの重要性に直面。台湾のラジコンメーカーが開発中の偵察ドローン。完成すれば10時間以上飛行し100キロ先まで偵察可能になる。特徴は部品から技術まで台湾企業と連携した点で、中国企業はすべて排除しているという。標的にぶつかって爆発する自爆ドローンを別の企業が台湾製の物を開発中。一方、中国を排除することでコストアップや材料調達が困難になるなど様々な課題もある。台湾製のドローンは今後、海外市場への売り込みや政府の支援がカギとなりそう。