林遣都が山本耕史と初めて共演した舞台「浅草キッド」。林は、若き日の北野武を演じ、山本は、その師匠の深見千三郎を演じた。林は、山本との共演を振り返り、初めて最後まで舞台を楽しんでやりきることができたなどと話した。林は、失敗の許されない生の舞台に、苦手意識があったという。浅草キッドで、初めて座長を務めることになった。本番で、電子タバコを吸うときに、火をつける動作をやらずに吸うというミスを犯したという。ミスを引きずっていた林が山本にアドバイスを求めたところ、山本は、失敗したと思わないことだと言い、ハプニングのときほどチャンスであり、いつもと違う空気が味わえて、新しいことが生まれるなどと話していたという。林は、山本と共演したことで、観客とひとつの空間を共有することの怖さはかなりなくなって、より楽しめるようになったなどとし、いつか山本のように、後輩に「何でもできるでしょ」と言えたら、かっこいいなどと話した。