冬型の気圧配置と強い寒気の影響で北日本〜西日本にかけて日本海側を中心に雪が降っている。午前11時までの24時間に降った雪の量は、山形・西川町大井沢で31cm、長野・白馬村で30cm、青森・八甲田山系酸ヶ湯で27cmなど。午前11時までの最高気温は北海道旭川市で−2.8℃、長野・長野市で1.5℃、石川・輪島市で6.4℃、東京都心で12.2℃などと各地で冷え込みが強まっている。雪は北日本と東日本の日本海側や西日本の山沿いではきょうがピーク。冬の初めは雪道の運転に慣れていない人も多く事故が増える。冬用タイヤを装着するとともに最新の気象情報を確認するなど雪道での運転や交通への影響に十分注意が必要。北陸や新潟県の平地などでは断続的に雨が降っていて、気象庁は今夜遅くにかけて土砂災害に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけている。