子どもたちの習い事などに伴う家族の送迎の負担を減らそうと、群馬・渋川市で「こどもデマンドタクシー」の実証運行が行われている。県や渋川市などが去年の12月に始めたこのサービス。利用できるのは18歳未満の県民で、運行エリアと乗降場所は渋川市内などで乗り合いとなる場合もある。運賃は1回券が500円、30日券が8000円で、チケットを事前購入し子どもが交通系ICカードをタッチすると保護者にメールなどで通知が届く。県交通イノベーション推進課は「他の自治体にも導入できるよう実証運行を継続したい」としている。