きょうは、きのうで発行から1年を迎えた新紙幣がテーマ。偽造防止強化のため、立体的なホログラムが採用され、一万円札には渋沢栄一の肖像が描かれている。1年を迎えるにあたり、発行元である日銀が全体のうち、新紙幣が流通している割合は28%あまりだと明らかにした。20年前と比べると、新紙幣への切り替えペースが遅いという。枚数でみると、20年前は同じ期間で約65億枚流通したが、今回は約50億枚となっていて、枚数としても減っている。切り替えが進まない理由には、流通する紙幣全体の増加、金融機関での現金ニーズが減少、20年前と比べて新紙幣に対する需要が弱いの3つの大きな理由があるとしている。キャッシュレス化で現金を使うことも少なくなったが、紙幣を手にしたときには、気にしてみてほしいとした。