渋沢栄一ゆかりの地、東京・北区のパン屋「渋沢逸品館」では新紙幣そっくりのお札パンを販売していて、一万円札のパンが人気だという。百貨店「大丸東京店」では、新紙幣発行に合わせ千円、五千円、一万円とそれぞれ価格に応じた海鮮丼や肉弁当などを販売するイベントを開催中。新紙幣では細菌学者・北里柴三郎、教育家・津田梅子、実業家・渋沢栄一がそれぞれ新しい顔となり、お札には世界で初めて3Dホログラム技術を採用。偽造防止効果がさらに高められている。業界団体によると、先月末時点で金融機関のATM、切符の券売機、コンビニなどのレジはほとんど新紙幣への対応を済ませているが、コインパーキングなどの精算機や飲食店の券売機は、まだ5割ほど。自動販売機は2〜3割にとどまっているという。そこで、東京・品川区・武蔵小山商店街パルムではどのくらいの店が新紙幣に対応しているのか調査。22店舗に聞いたところ、16店舗が対応しているという結果だった。新紙幣発行を機に、完全キャッシュレスに移行した店もある。
住所: 東京都北区王子本町1-1-6