気象庁は「関東甲信が梅雨入りしたとみられる」と発表した。平年より3日遅く、去年と比べると11日早くなっている。大雨は勿論、梅雨型熱中症にも注意が必要。湿度が高いことでかいた汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすくなってしまうために起こる。足立区では地域包括支援センターの職員が高齢者の多い団地を訪れ、注意を呼びかけていた。埼玉慈恵病院の藤永医師は「唇が乾いたり、口の中がネバネバしたりという症状があった場合には『隠れ脱水』が始まっていると考えたほうがいい」と指摘した。エアコンなどを活用して、室温は25度から28度、湿度は50%から60%を保つ、脱水を防ぐために、1時間に1回など時間を決めて水分補給を行うべきだという。