きょうのテーマは「寒い時期の浴室に注意 対策は?」。去年、自宅や施設の浴槽内で亡くなった高齢者は5803人で交通事故・2154人の約2.7倍。専門家によると「今年は暑い日から急に寒くなり、体がまだ寒さになれていないので例年に比べ健康被害が起こる確率が高い」とのこと。また高齢者だけではなく若い世代も注意が必要で立ちくらみは若い世代に多い傾向があるとのこと。ヒートショック予報というリスクの目安を事前に確認できるサービスがある日本気象協会と東京ガスが共同で開発、気温の予報をもとに3段階でヒートショックのリスクを表している。自分の住んでいる地域を調べることで入浴時により気をつけようとなり事故の予防にもつながる。また鹿児島大学の研究グループは入浴しが起きやすい気温を特定、鹿児島・鹿児島市の事例だと最高気温14.5℃未満 最低気温5℃未満 気温差8℃超の時にリスクが高まる結果となっていて、全国的にも1つの目安になりそうだ。入浴時に気をつけることは温度差をなくすことが一番の対策で、脱衣所、浴室を温める。また入浴は40℃で10分程度を目安にするとよいとのこと。