中国ではきのうから国慶節の大型連休が始まった。7日間でのべ19億人以上が移動するとみられている。景気減速が続く中国では低予算の国内旅行や近場の外国旅行が人気だという。そんな節約志向の中、人気となっているのは日本だ。きのう午後、羽田空港には多くの中国人観光客の姿があった。地方へ足を延ばす人もいる中、15回以上日本に旅行に来ているという結婚12年目の孔さんと妻・王さん夫妻に密着した。今回は東京で5日間、過ごすという。羽田空港から向かったのは銀座だった。訪れたのは眼鏡店。夫の孔さんはこの店の情報をSNSで知り、来てみたかったという。こちらの店には中国語を話せるスタッフが常駐しているという。30分以上かけてお気に入りのフレームを決めた。次に、レンズを作るためカウンセリングや視力検査を受けていた。妻の王さんは待ち時間を使い美容院へ向かった。念願の眼鏡の受け取りは3日後だという。