今月31日のハロウィーンを前に渋谷区と新宿区が合同で記者会見を行った。渋谷駅と新宿の歌舞伎町周辺のコンビニなどに酒の販売の自粛を要請するなど合同で対策を行うことを明らかにした。きょう長谷部健区長と吉住健一区長がハロウィーンを前に合同で会見を行った。毎年ハロウィーンの時期になると大勢の若者や外国人が集まる渋谷駅周辺。スクランブル交差点ではあのDJポリスが注意を呼びかけた。2018年には軽トラックを横転させたとして大学生や外国人を含む若者たちが検挙される事件も起きた。渋谷駅周辺はハロウィーンの時期に大勢の若者や外国人が集まってトラブルや雑踏事故が起こる懸念があることから区は去年、渋谷に来ないよう呼びかける異例の対応を取った。その一方で新宿の歌舞伎町に多くの人が流入したことからことしは2つの区が合同で対策を進めることになった。きょう、その具体策が日本外国特派員協会で行われた会見で発表された。それによると条例で路上飲酒が禁止されている渋谷駅周辺に加えてハロウィーンの期間中は歌舞伎町周辺でも路上飲酒を禁止するほか、それぞれの禁止区域では酒の販売の自粛を要請することにしている。2つの区はハロウィーンの期間中、パトロールを実施し警戒を行うことにしている。