- 出演者
- 田中卓志(アンガールズ) 長谷川忍(シソンヌ) 村上(マヂカルラブリー) 丸岡いずみ ふかわりょう 岡部大(ハナコ) たかのり(ツートライブ) 周平魂(ツートライブ) 中野信子 曽野舜太(M!LK) やす子 村重杏奈 猪狩蒼弥(KEY TO LIT)
オープニング映像。
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- 黒部ダム
村重が黒部ダムにやってきた。ダムに詳しい京都大学の岸田先生が案内する。駅直結の階段でダムの展望台へ向かった。名前の由来は富山県の一級河川・黒部川。「ダムの語源はどっち?」とクイズが出た。正解は「オランダ語の『堤防』」。オランダのアムステルダムはアムステル川に堤防を設置して生活できるようになった。
黒部ダム建設前の映像を紹介。川の水を逃がしダムを建てる地盤を整備、コンクリートを積み上げて1963年に完成した。「黒部ダムが水をせき止めている理由は?」とクイズが出た。正解は「発電」。建設当時、日本は戦後復興の本格化に伴い電力が必要不可欠に。電気が使えない「給電日」があるほど電力不足だった。現在まで64年間発電し続けている。
「黒部ダムで作った電気が使用されている地域は?」とクイズが出た。正解は「関西」。第二次世界大戦が終わった後に電力会社を再編し、河川ごとに電力会社が決められた。他県のダムから電力供給は当たり前。
水力発電は発電所まで落とす水の勢いで水車を回し、上部についたコイルで発電している。黒部ダムの初めての発電を記録した映像を紹介。富山は電気が必要な夏場に解ける雪解け水が豊富だ。日本一の高さである186mを活かして水車を効率よく回している。放水と発電は無関係。「黒部ダムが放水している理由は?」とクイズが出た。
「黒部ダムが放水している理由は?」とクイズが出た。正解は「景観維持」。観光客がいない期間は放水していない。黒部川には数々の川が合流しており、常に水位が保たれている。水位が上がると自然に水が流れる「洪水吐」が付いている。「黒部ダムがアーチ状になっている理由は?」とクイズが出た。正解は「耐えられる水圧が大きい」。平らなダムは水圧に耐えるためコンクリートを厚くするが、アーチ状の場合は薄くても耐えられるため運搬資材の軽減になる。岩盤に水が染み込む影響なども考慮し、アーチの左右に角を作る複雑な形状になっている。
黒部ダムを作るのには1兆円くらいかかったという。関西電力が社運を懸けて大規模工事を行った。当時関西の電力不足は深刻な問題で、「工期は7年が限界」と言われていた。「地盤を築く際に工期の遅れを取り戻した方法は?」とクイズが出た。正解は「大発破」。ちょっとずつ削っていくベンチカット工法からダイナマイトによる大発破に変えた。
「黒部ダムの展望台でダム以外に人気の物は?」とクイズが出た。正解は「湧水を使った水飲み場」。「Z世代が黒部ダムを訪れる理由は?」とクイズが出た。正解は「自然界隈」。観光用に作られたルートでは四季折々の絶景を楽しめZ世代も人気。ダムの建設で使用されていた道具を発見。「ダム建設の何に使用されていた道具?」とクイズが出た。
「ダム建設の何に使用されていた道具?」とクイズが出た。
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「ダム建設の何に使用されていた道具?」とクイズが出た。正解は「コンクリートの運搬」。バケットは完成までに約18万回運搬したという。運搬後の仕上げは手作業だった。
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「放水を最も間近で感じられるテラスで見られる物は?」とクイズが出た。正解は「虹」。「黒部ダムの放水が霧状の理由はどっち?A:魚が貯水場から流れないように、B:水圧で地盤が削れないように」とクイズが出た。正解は「B」。放水量は1秒間に10トン以上。村重はダムの上から虹を見ることができた。
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黒部湖の貯水量は約2億トンで、東京ドーム約160杯分。「丸く囲われた輪っかの用途はどっち?A:流木を引き揚げる集積場、B:魚がダムに流れないようにする網」とクイズが出た。正解は「A」。年間約300トンの木が流れてくることもあり、発電に影響が出ないよう定期的に回収している。流木を再利用しお土産としても販売している。
黒部ダムの建設前に行った事は2つ。調査と準備工事で使用していた道具が見られる。長期にわたる調査のため、日用品や食料、準備工事で使用する資材まで歩いて運搬した。男女関係なく50~80kgの荷物を運んでいた。人力では運べない機材は馬やヘリコプターを使い運搬した。「冬に行われていた驚きの運搬方法は?」とクイズが出た。正解は「ソリ」。
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黒部ダムの建設前に荷物を運搬するトンネル作りが行われた。村重は削岩機の振動を体験した。作られたトンネルは長野県と黒部ダムをつなぐあ架け橋となり、現在も観光客用のバスや工事車両が通行できる。トンネル内は太陽の光を浴びないため熱がなく、雨や雪を吸収して1年を通して温度が一定。「一定の低温が保たれているトンネル内で行われていることは?」とクイズが出た。正解は「日本酒の貯蔵」。2020年に開始され、多いときは14酒蔵16000本が貯蔵されている。「破砕帯で掘った穴に起きた大変なことはどっち?A:水が噴き出てきた、B:突風が吹いてきた」とクイズが出た。
「国民的マジックの祭典」「けるとめる直前SP」の番組宣伝。
「FNS鬼レンチャン歌謡祭」の番組宣伝。
「破砕帯で掘った穴に起きた大変なことはどっち?A:水が噴き出てきた、B:突風が吹いてきた」とクイズが出た。正解は「A」。作業中に降りかかる水は最大で毎秒660L。水温は4度。水が湧き出て掘り進めなくなった。「水が湧き出てくる破砕帯を突破した方法は?」とクイズが出た。正解は「別のトンネルを掘る」。破砕帯の距離は80m。掘るのにかかった期間は約7か月。工期7年の内、1年7か月はトンネル工事だった。現在の黒部ダムには作業員の慰霊碑が残されている。黒部ダムレストハウスにやってきた。「現在も味わえる当時の作業員が愛した料理は?」とクイズが出た。
「現在も味わえる当時の作業員が愛した料理は?」とクイズが出た。正解は「カレー」。近年、日本全国のダムで作られているダムカレーの元祖とも言われている。「建設当時から人気のカレーに入っている具材はどっち?A:とうがらし、B:ちくわ」とクイズが出た。
「建設当時から人気のカレーに入っている具材はどっち?A:とうがらし、B:ちくわ」とクイズが出た。正解は「B」。ビタミンちくわという石川県で作られているソウルフードが入っている。カレーの他に人気だったのがお酒。「当時嗜まれていた焼酎7:白ワイン3のお酒は元祖何ロック?」とクイズが出た。正解は「元祖破砕ロック」。現在も長野県で名物ドリンクとして提供されている。
黒部ダムの工事に携わった元作業員の後藤さんにインタビュー。発電所の建設工事に携わり、黒部ダム完成後は新たな発電所までのトンネル工事を担当していた。掘削工事で遭遇したのが高熱地帯だった。最高温度は175℃。「高熱地帯で行っていた暑さ対策とは?」とクイズが出た。