スクランブル交差点の目の前にあった映画館が入るビル。その跡地に平成11年に新しくできたのがQFRONT。このビルに開業当時から入っているのがSHIBUYA TSUTAYA。映画ソフトなどのレンタル業務は2年前に終了。しかし、平成12年の取材時はレンタルの全盛期だった。当時はVHSが主流。令和元年に完成したLINE CUBE SHIBUYA。同じ敷地にかつてあったのは渋谷公会堂。文化村通りの現在は更地になっている場所に2年前まであったのは東急本店。駅西口にある渋谷フクラスは東急プラザ渋谷だった。スクランブルスクエアが建つ場所には東横線の渋谷駅。今では見られない風景がたくさんある。再開発の皮切りとなったのが平成24年開業の渋谷ヒカリエ。かつてあったのは東急文化会館。映画館などが入っていた複合施設。名物は昭和32年開業の五島プラネタリウム。オープン当時は大人気の施設だったが、平成13年に閉館した。閉館から9年後、セルリアンタワーのそばに新しいプラネタリウムが誕生。五島プラネタリウムの投影機も展示されている。生解説が売りだった五島プラネタリウム同様こちらも解説は生で行う。解説員の永田美絵さん・村松修さんは五島プラネタリウムでも長年解説を務めたベテラン。五島プラネタリウムが閉館した時は解説員みんながバラバラになり、村松さんは発見した小惑星に当時の解説員全員の名前をつけたという。天文家でもある村松さんは新しい星をいくつも発見。スタッフ全員分だと自分で見つけた星では数が足らず知り合いが見つけた星を借りた。