パリ五輪を目指すバレーボールの女子日本代表の最後の戦いが始まっている。それは、世界トップ16チームが出場する「ネーションズリーグ」。パリ五輪の出場枠は「12」で、日本は「ネーションズリーグ」の予選リーグが終わる6月に発表される世界ランキングでアジア1位になれば、無条件でパリ五輪出場となる。そんな中、日本は第1戦で“世界ランキング1位”のトルコを、トルコで破るという“完全アウエー”での大金星。日本3−2トルコ。日本は、パリ五輪出場へ大きな1勝を手にした。第2戦で“世界ランキング21位”のブルガリアと対戦した。日本は第1セット、渡邊彩(33歳)のブロックが冴えわたる。このブロックで流れを引き寄せた日本は、キャプテン・古賀紗理那(27歳)が強烈なバックアタック。さらに、古賀紗理那が相手のスパイクを左手1本でレシーブすると、このボールをつないで最後は日本が得点。このあとも、日本がブルガリアを圧倒していく。