昨日の夜、為替市場で急速に円高が進んだことについて、財務省・神田財務官は「介入があったかは何もコメントしない」とした。外国為替市場では昨夜、約4円円高が進んで一時157円台をつけるなど円が急騰した。神田財務官は最近の値動きについて日米の金利差が縮小しているにもかかわらず円安が進んでいたとして「投機と考えるのが自然だ」と指摘した。そのうえで「投機による過度な変動が輸入物価を押し上げ、国民生活に悪影響があれば由々しいこと」と改めて市場をけん制した。
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