気象予報士・広瀬駿による解説。きょうの気象状況を見ながら秋めいてきているなどと気温の変化を紹介。食の秋、行楽の秋と様々なイベントがあるが、取材した港区の「大江戸ビール祭り2024秋」では、全国約100種類以上のクラフトビールを秋の風を感じながら楽しむ。秋の訪れについてイベント主催者は「昼間だとビアガーデン感覚だったが、明日以降はより秋を感じられるイベントになるのでは」と話す。また出店者のヤッホーブルーイングは「イベント当日に秋らしさが出ないのではと不安に思っていたが、過ごしやすい秋空の下でビールが提供できそう」と話す。よく言われているのが気温が25℃以上だと半袖、20~25℃だと長袖、20℃下回ると上着があった方がいいと言われるが、昼間に関してはまだまだ半袖日和。ただ朝の気温がこれまで熱帯夜が続いていたところが21~23℃ぐらいなので、ちょっと羽織るものや、朝晩は薄手の長袖を着てちょうどいい。衣がえを考えると完全に入れ替えるのはまだまだ先。今日発表された3ヶ月予報では、10月は全国的に平均気温が高い見込み。11月は北日本は平年並みか高く、それ以外はほぼ平年並み。12月は全国的にほぼ平年並み。ラニーニャ現象が今後発生する可能性が高まるとみている。すると、四季の変化が更に明瞭になるので、秋が夏に食われて短くなり、冬は冬らしくなるという変化の仕方になる。冬の見通しも今日は発表されているが、雪の量はちょっと多くなる可能性があり、日本海側は全国的に雪が平年並みか多い。