茂木敏充前幹事長は今日午後の自民党総裁選出馬会見で、衆参両院で少数与党となっても安定した政権運営を目指す考え方を示す方針。政策では投資を起点とした経済成長を目指す、期限を区切り期間内に結果を出すと約束する方針。野党との連携については、石破政権で行われた政策ごとの部分連合ではなく新しい連立の形を追求することが望ましいとして、連立拡大を目指す考えも示唆する見通し。秋に予定される臨時国会では早速野党との向き合い方が問われるだけに、野党連携のあり方も総裁選の焦点の1つになるものとみられる。一方出馬の意向を固めている林芳正官房長官は昨日、日本維新の会の馬場元代表と会談したほか、自らを支持する議員らと会合を開くなど出馬表明に向けた準備を加速している。去年の総裁選で決選投票まで進んだ高市早苗前経済安保担当大臣も近く出馬に向けた意欲を表明する見通し。