東京・港区のサントリーHDを紹介。市田智之さんが、海と森の関係が分かる水の実験を教えてくれた。森、川、川が流れ込む海を再現した装置に、落ち葉が積もったフカフカの土地、砂や粘土の土の2種類の土に雨を降らせる。砂や粘土の土は、雨水が土に染み込まず泥水が川から海へ流れる。フカフカの土は、雨水が土に染み込み、地下深くに水が落ちていく。つまり、落ち葉や有機物が森の中にある土では、雨が降ってもきちんと受け止めてくれて長い時間をかけて地下に浸透していく。森があることによりきれいな水が出て、なおかつ栄養も含まれるので、盛りは非常に海を守る上で大事。深層地下水が飲料として汲み上げる水。飲める水になるまでには20年かかると言われている。サントリーは地下水を組み上げて清涼飲料や酒などに製品化している。