きのう東京・港区のサントリーホールで、東日本大震災の復興支援を目的に世界的な音楽家の坂本龍一氏が立ち上げた東北ユースオーケストラの演奏会が開かれた。学生までで構成される東北ユースオーケストラでは、毎年この演奏会をもって団員が卒業する。そのうちの1人が1期生から続けてきた福島市出身の菊野奏良さん。1つ下の弟の碧大さんが一昨年に、末っ子の斗環さんは去年オーケストラに入団。今回、最初で最後の兄弟揃っての演奏となる。約2時間の演奏会は拍手に包まれて幕を下ろした。今回の演奏会では第1期から指揮を取ってきた柳沢寿男さんも東北ユースオーケストラから離れることを発表した。東北ユースオーケストラを通して震災を見続けてきた奏良さんはその先の未来について「震災を覚えてる団員の方が少ない状態になっているので、現役の団員としては離れるけど今度は支えていく立場に回れれば」などと話した。
