実は今、こうしたセルフレジを悪用した万引きが相次いでいる。万引き防止を目的とする団体の調査によると、セルフレジ導入後に「万引きが増えた」と回答した店が25%にのぼったという(全国万引犯罪防止機構)。セルフレジのシステムを悪用する万引きへの対策は、喫緊の課題となっている。セルフレジを開発する東芝テックでは、万引き被害を防ぐため店舗からの意見を聞き新たなセルフレジを開発した。レジ上にあるカメラで客の行動を検知してAIが分析し、異常を検知して音声で知らせる。違う商品をスキャンして袋に入れても、新しいレジは瞬時に見破った。東芝テックの井上生健さんは「万引きの抑止はもちろん、商品をスキャンしたつもりができていない“うっかり万引き”も検知できる」などと語った。
