東京タワーの展望台で新作のウエディングドレスなどブライダル衣装を集めたファッションショーが開かれた。日本人デザイナーが手がける、5つのブランドから新作を中心に合わせて21着がお披露目された。結婚披露宴や新婚旅行などを合わせたブライダル市場の規模はコロナ禍の2020年に大きく落ち込んだあと年々、回復傾向にある。ただ、2024年の予測はおよそ2兆円で、コロナ禍前の水準まで回復していない。主催した港区などは、こうしたファッションショーを通じて結婚式の実施件数の増加につなげたい考え。繊細なデザインに対して世界から高い評価を得ているという日本のブライダル衣装。主催者は「世界にアピールするためには東京タワーは有名なシンボルでもある。パリ、ニューヨーク、ミラノに続くようなコレクションにしたい」などと話した。