歌手の橋幸夫が登場。64年にわたって活動し、23年に引退を発表したが、今年撤回した。10代の時から応援しているファンは橋の突然の引退発表に驚き、「事前に聞きたかった」と指摘したという。橋は呉服屋の息子として誕生し、隣家の知人が昭和を代表する作曲家、遠藤実氏のもとでレッスンを受けていたという。橋は遠藤氏のもとで指導を受けるなか、遠藤氏は「今はこのひとがヒットメーカー」と吉田正氏を勧めた。遠藤氏は中学生の橋を連れ、吉田氏の自宅を訪問。吉田氏は橋の口調に注目し、デビュー曲「潮来笠」を制作することになる。